早漏に関する文献を読んでいると、
「病的早漏」という言葉をよく見かけます。
この言葉、何をもって”病的”としているのでしょうか。
ネットの情報、学術論文をもとに意味を調べました。
病的早漏の定義
病的早漏には2通りの意味があることがわかりました。
1つは”病的に早い”早漏、
もう1つが”病気が原因の”早漏です。
(1)病的に早い早漏
病的早漏とは文字通り、病的に早い早漏という意味です。
では、どのくらい早いと”病的”なのでしょうか。
2chや知恵袋を眺めていると
「俺、1分以下の病的早漏なんだ」というようなコメントを
度々見かけました。
どうやらネットでは、
病的早漏=1分以下の早漏という意味で使われているようです。
もちろん、これはあくまでネットの多数派意見であって、
医学的定義ではありません。
医学的には、病的早漏とは挿入前に射精してしまうなど
性行為に支障をきたすレベルの早漏と定義されています。
(学術雑誌「泌尿器外科 Vol.26 No.9」より)
つまり、1分以下の早漏であっても膣内射精さえできれば、
病的早漏ではないということです。
(2)病気が原因の早漏
もう1つの意味が、病気が原因の早漏です。
あまり知られていませんが、
以下に挙げる病気を患うと早漏になりやすいといわれています。
- 自律神経失調症
- 前立腺炎
- 尿道炎
- 糖尿病
そして、病気が原因でなった早漏を「病的早漏」と呼ぶこともあります。
まとめ
病的早漏は、
- 1分以下の早漏
- 挿入前に射精するレベルの早漏
- 病気が原因の早漏
の3つの意味で使われるということでした。
では、それぞれ、どうすれば治療できるのでしょうか。
病的早漏の治療法
1分以下の早漏の場合
1分以下の早漏の場合は、基本的には
私が推奨している早漏対策を実践してもらえば、治ります。
内容は、刺激対策と興奮対策です。
刺激対策では、亀頭を鍛えるトレーニングをおこない、
ペニスを刺激に強くします。
興奮対策では、あるテクニックを駆使して、
興奮をコントロールできるようにします。
くわしくは私が実践した早漏対策マニュアルのレビューを参照してください。
挿入前に射精するレベルの早漏の場合
挿入前に射精するレベルの早漏は、
かなり深刻なケースであり、通常の早漏対策では治療が困難です。
専門医に診察したうえで、
薬を服用することも検討する必要があるでしょう。
病気が原因の早漏の場合
病気が原因で早漏になった場合、
まずは病気を完治させることが先決です。
そもそも早漏の原因は現在の病気にあるわけですから、
病気さえ克服できれば早漏は治ります。
くわしくは以下の記事を参照ください。